呉島 進 | October 07, 2019 · 6 作成
アンケートフォームを作りたい方にとって、まず思いつくのが「Googleフォーム」ではないでしょうか。Googleが提供するGoogleフォームには手軽にアンケートを作成するための機能が多数搭載されており、誰でも簡単にアンケートを実施できます。
本記事では、そんなGoogleフォームの基本的な使い方や活用方法などをご紹介していますので、Googleフォームの利用を検討中の方はぜひご覧ください。
Googleフォームとは、Googleのサービスの1つとして提供されているフォーム作成ツールです。
使いやすさや無料で使える点などから、アンケートや問い合わせ、キャンペーンへの申し込みなど、様々な用途で利用されています。
アンケートを作成できるだけでなく、集計や分析をアシストする機能もあり、アンケートフォームの利用が初めてという方にとっても扱いやすいツールだと言えるでしょう。
まずはGoogleフォームを利用するメリットをご紹介します。
Googleフォームの魅力として第一に挙げられるのが「簡単かつスピーディーに作れる」点です。フォームはブラウザ上で作ることができるため、ネット環境さえ整っていればすぐに作成することができます。
フォームの作成は、知りたい情報に合わせて設問を設けて回答項目を用意するだけなので、マニュアルなしでも作れるほど簡単です。
また、「イベント参加者アンケート」や「注文書」などテンプレートが20種類近くあるため、用途に合うものを選択すれば、設問や選択肢を修正するだけで作成が可能です。
Googleフォームはレスポンシブデザインを採用しています。
そのため、パソコンやスマートフォンなどの携帯端末から手軽に利用することができます。アンケートの回収まで迅速に進められる点もGoogleフォームを利用する大きなメリットと言えるでしょう。
Googleフォームは、1つのフォームを同時に編集することができます。
共同編集の方法は該当のフォームにユーザー名もしくはメールアドレスを追加するだけなので、「作成した申込書を上司に確認してもらいたい」「友人と一緒にアンケートを作りたい」という場合に利用すると良いでしょう。
また、共同編集者に対して、アクセス権限の変更や別のユーザー追加を禁止することもできるため、セキュリティ面でも安心です。
Googleフォームに入力された回答は自動で集計され、しかも棒グラフや円グラフで分かりやすく可視化されます。回答結果はリアルタイムで更新されるので、速やかな意思決定にも貢献するでしょう。
上記のようなメリットが挙げられるGoogleフォームですが、利用する上でのデメリットがないとも言いきれません。3つのポイントをご紹介します。
Googleフォームは、ヘッダーと質問項目のみというシンプルな作りとなっています。ヘッダー部分には用途に応じた写真・イラスト、もしくは自身で用意した画像を挿入できますが、あくまでもヘッダー部分のみの編集となるため、一見しただけでGoogleフォームで作ったアンケートだとわかってしまいます。
荷物の郵送や招待状をお送りする際など、フォームにて住所を確認したい場面は多々ありますが、Googleフォームは郵便番号による住所の自動入力に対応していません。
住所入力の補助機能を有するフォームも広く認知されているため、そちらに慣れていると自動入力ができないツールからの回答依頼を煩わしく感じる方もいるかもしれません。
Googleフォームを利用して顧客からの問い合わせを受けることまでは可能ですが、その問い合わせに対する返信や状況の管理をGoogleフォームから行うことはできません。
サンクスメールやその後のメール送受信はできないため、問い合わせの対応まで行うのであればformrunのような問い合わせ対応や顧客管理までできるツールの利用がおすすめです。